Nobuyoshi Moriyama

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Photoshop『コンじる』で不要なものを消してみよう

こんにちは、@_nobu2です。

今回は、不要なものをPhotoshopの『コンじる』という機能を使って消すTipsを紹介します。

 

 

今回の写真はこちら

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モデルは@clearestaaaさんです。

無機質な柵がジャマですよね。柵を消そうとして、Lightroomのスポット修正ツールを使うと時間はかかるし、ムラムラになってしまうことが想像できますよね。

そこで、Photoshopの通称『コンじる』という機能の出番になります!!

 

Photoshopを立ち上げる

Lightroomからのショートカットは、Ctrl+Eです。

 

レイヤーをコピーする

あとから元画像と比較したり修正しやすいように、コピーしたレイヤーを使います。

ショートカットはCtrl+Jです。

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なげなわツールを選択

範囲選択できれば何でもいいのですが、今回はなげなわツールを使ってみます。

ショートカットはLです。

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消したいものを選択する

マウスをドラッグして選択します。ちなみに、マウスの左ボタンを離すと、始点から直線で選択されます。

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コンテンツに応じる、通称『コンじる』で塗りつぶす

[編集]⇒[塗りつぶし](Shift+F5)⇒[コンテンツに応じる]で塗りつぶします。

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塗りつぶした結果

[選択範囲]⇒[選択を解除]した結果がこちらです。

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どうですか!! とってもいい感じで柵が消えましたよね。

 

『コンじる』を繰り返す

柵の他の部分にも、[なげなわツール]で選択⇒[編集]⇒[塗りつぶし]⇒[コンテンツに応じる]を繰り返していくと、こうなります。

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どうですか!! 柵があった形跡はどこにも見当たらなくなりましたよね。

この『コンじる』という塗りつぶし機能は、Photoshoptが選択範囲の周辺からそれっぽいものを自動で判断し、塗りつぶしてくれるかなりのスグレモノです。

CS5から実装されましたが、処理速度や効果は年々レベルアップしているようです。古いバージョンのPhotoshopを使っている方は、Photoshop CCにしてみてもいいかもしれませんね。

 

『コンじる』のいい感じになる使い方

コンじるを使う上で、私が少し気をつけているのはこんな感じです。

  • ある程度、大雑把に選択した方がいい。輪郭ぎりぎりに選択する必要はない。
  • 一回で塗りつぶした方がいい場合と、数回に分けて塗りつぶした方がいい場合がある。(今回の柵は、横の柵、縦の柵という感じで数回に分けた方が上手くいきました)
  • 必要なものも消えてしまった場合、元画像のレイヤーを併用して、レイヤーマスクとブラシツールを使って修復する。
  • コンじるが苦手なものもあり、逆にヘンなもので塗りつぶされたりする場合もある。その場合は他のツールを使用する。

それではまた!!