Capture One Express Fujifilmを使ってみました
こんちには、@_nobu2です。
X-T3、なかなかLightroomに対応しませんね。前回のCamera RAWアップデートが8月、アップデート頻度が90日ですので、早くて11月になりそうです。
【追記】10月16日、Lightroom Classic CCも追加されました。
そこで気になるのが、Phase One「Capture One Express Fujifilm」ではないでしょうか。なんせ、富士フイルムユーザー(X-T2、X-T3、X-H1、GFX)ならタダで使えるという、あのCapture Oneです。あくまで主観ですが、Capture Oneってスタジオで使っている、なんとなくかっこいいイメージがあります。
というわけで、私も含めてLightroomアップデートまで待てないという人ために、今回はCapture Oneのインストール方法から使い方までを紹介いたします。
インストール
まずは下記のCapture One Fujifilmサイトへ行き、[Download]をクリックします。
Capture One Fujifilm - Free Image Editing Software for Fujifilm Cameras
Phase Oneのユーザー登録がまだの場合は、途中でユーザー登録を聞いてきます。メールアドレスなどを入力して登録しましょう。
ダウンロード、インストールが完了すると、どのCapture Oneを使用するのか聞いてきますので、[その他のオプション]をクリックします。
[Express Fujifilm]をクリックします。
ついに憧れのCapture Oneが立ち上がりました!!
イメージのインポート(一部フォルダやSDカードからの場合)
・すでにHDDなどに保存済みの写真をCapture Oneで編集する場合は、[ソース]にHDD内フォルダを選択し、[保存先]に[現在の場所]を選択します。
・SDカードから編集する場合は、[ソース]にSDカードを選択し、[保存先]に皆さんが普段保存している場所を選択しましょう。
イメージのインポート(Lightroomカタログからの場合)
Lightroomカタログ全てをインポートする場合は、[ファイル]⇒[カタログをインポート]⇒[Lightroomカタログ]を選択します。
ただし、当然ですが、Lightroom内の全てのカタログデータがインポートされるため、かなり時間がかかります。それに、恒久的にCapture Oneを使うのならともかく、一時しのぎでCapture Oneは使い、後日Lightroomを使うのなら、先ほどの「イメージのインポート」の方がいいと思います。
なぜかといいますと、Lightroomカタログのプロパティ全てがインストールされない。インポートされるのはJPEGのみ。別途、先ほどの[イメージのインポート]でRAWデータを読み込む必要があるためです。
(私の方法が間違っているかもしれませんので、その場合はご指摘いただけるとありがたいです。)
編集
あとは、読み込んだRAWデータを編集しましょう。LightroomやPhotoshopをお使いの人なら、感覚でいけると思います。
Lightroomとの違い
おそらく無償版ということもあり、けっこう違いました。
- ヒストリー機能がない。
- トーンカーブがRGB各色で調整できない。
- カラーエディター(Lightroomの明暗別色補正に相当)が一括でしか調整できない。
- ハイライト、シャドウの項目しかない。
- スポット修正ツール、ブラシツールがない。
有償版のCapture One Pro Fujifilmならあるんだと思います・・・。
というわけで、「Capture One Express Fujifilm」はLightroom対応までの一時しのぎ的にしか使えないことがわかりました。
ここまで読んでいただいて申し訳ないですが、Lightroom対応まで私なら、JPEGでとことん追い込み、LightroomとPhotoshopは必要最小限にとどめるように編集しますね。
ああ、早くCamera RawからのLightroomに対応してください。Adobe様!!