Nobuyoshi Moriyama

photographer

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[Lightroom]明暗別色補正を使って映画風にレタッチしよう

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こんにちは、@_nobu2です。映画っぽいてなんだろうか? フイルムの粒状感、光、影、ゆらぎ・・・。人それぞれにあると思います。その中で今回は「色」に絞って書いてみます。

 

参考にしたのは、Xicoの記事「Photoshopポートレートを映画風にレタッチしてみよう!」

xico.media

めっちゃ丁寧に書かれています! けどPhotoshopかあ。なんだか難しそう。というのが私の第一印象で、そういう人多いと思います。

そこで、Lightroomで誰でも簡単に1ステップでできる方法を紹介します。

 

 

上記のXicoの記事を要約すると、「カラーをハイライトとシャドウで2色決めること」ではないでしょうか。かなり大雑把ですけど、だいたいそんな感じでしょう。

Lightroomでカラーをハイライトとシャドウで2色決めること・・・ありました! [明暗別色補正]パネルに、[ハイライト]と[シャドウ]のスライダーが!

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[明暗別色補正]パネルを使うことで、ハイライトとシャドウを個別に色調整することができます。早速はじめてみましょう。

 

今回の写真はこちら

保育園のキャンプの写真です。なつかしいー!! めっちゃいい思い出だ!!

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まず彩度

[ハイライト]と[シャドウ]の[彩度]スライダーを20ポイントにします。

20ポイントぐらいが元々の色も破たんせず、色の違いがわかりやすいです。

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ハイライトとシャドウの色を決める

ここでは、ハイライトはバックの光。シャドウは服やブロックなどでしょうか。

ハイライトは赤から黄っぽく、シャドウは青っぽく、[ハイライト]の[色相]スライダーを38ポイント、[シャドウ]の[色相]スライダーを199ポイントにします。

ここは人それぞれ、写真によっても違いますので、合うカラーを探してみてください。

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彩度を調整

このままだと、夕方の温かみがなく、ブロックも冷たい感じで、子どもたちの写真の中では合いませんので、[シャドウ]の[彩度]スライダーを7ポイントにします。

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完成

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簡単でしょ!! 明暗別色補正を使い始めると、ホワイトバランスの色調整なんてバズーカ砲をぶっ放すようなものだと思えてきますよ。

ポイントは「自分の中で、ハイライトとシャドウのカラーテーマを持っておくこと」です。そうしないと写真全体の統一感がなくなります。

 

ユーザープリセット

5パターンぐらいをユーザープリセットに登録しておくと便利ですよ。

ちなみに私はこんな感じで登録しています。

  • 明暗別色補正cinematictone1・・・[ハイライト]色相: 30 [シャドウ]色相:200
  • 明暗別色補正cinematictone2・・・[ハイライト]色相: 53 [シャドウ]色相:233
  • 明暗別色補正cinematictone3・・・[ハイライト]色相: 88 [シャドウ]色相:240
  • 明暗別色補正cinematictone4・・・[ハイライト]色相:229 [シャドウ]色相:60
  • 明暗別色補正cinematictone5・・・[ハイライト]色相:65 [シャドウ]色相:113

彩度は全て20ポイントで、個別に後から調整する感じです。

 

Photoshopだとハイライトからシャドウにかけてさらに細かく調整できます。

よければこちらの記事も参考にしてくださいね。

nobuyoshi2.hateblo.jp